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運河には、御影石をイチョウ模様に敷き詰めた散策路や街園があり、経済発展の中心として栄えた往時の面影をしのびながらの散歩が楽しめます。黄昏時にはガス燈がともり、運河の南側では石造りの倉庫がライトアップされます。

漁業で巨大な富を築いた網元の豪邸、旧青山別邸は小樽の歴史を知る上でとても貴重な建物として残されています。
建築は山形の本間邸に多くを学び、資材一つ一つに選び抜かれた物が使われ、漆塗りの廊下や彫刻、河合玉堂や山岡鉄舟、狩野栄信などによる襖絵や書の部屋など随所に贅を尽くした建物となっており、一般公開されています。
また、新鮮な海の幸料理が食べられるレストラン青山が隣接しています。

HP 旧青山別邸（小樽貴賓館）

小樽の中心街から5キロほど北に行った祝津地区にあり、石狩湾と日本海を一望できます。近くにはおたる水族館があります。岬の突端に見えるニシン御殿と灯台が景色のアクセントになっています。海へ落ちる断崖の風景も迫力があります。

小樽運河の喧騒から少し離れた、通称「北運河」のそばにある明治39年築の建物です。海運で栄えたかつての小樽の栄華をかいま見ることができます。二階には日露戦争後に行われた日露国境協定に使われた部屋が残っています。大規模修理のため、2022年3月まで長期休館中です。

HP 旧日本郵船（株）小樽支店

人気の小樽運河から一本駅よりに入ったところにあります。オルゴール堂からニトリ芸術村をつなぐ約１キロの通りには、雑貨店やおみやげ屋、カフェ等が並び、観光客が絶えません。往年の小樽の繁栄を思わせるレトロな建物も多くあります。